グンジョウとは、メイクアップ化粧品に色づけするための深青色の粉体である。ウルトラマリンともいう。グンジョウは、かつては半貴石ラピスラズリから取り出す貴重な青色顔料であった。
19世紀前半に人工ウルトラマリンが登場するまでは、刻像や宝飾品などの造形物、絵画の顔料など、極めて重要な役割を果たした。原石のラピスラズリはアフガニスタン周辺など産地が限られており、海路で運ばれたため「海を越えてくる青」という意味のウルトラマリンの名称で呼ばれた。
現在のグンジョウは、イオウを含んだアルミニウム、ケイ素から人工的に作った銅化合物の青色粉末を使っている。耐熱性・耐光性が高いが、日光にあたると、イオウが揮発してくるので、保存には注意が必要。
カリンエキスとは、バラ科の植物カリン(別名モッカ)の果実から得られたエキスで、保湿効果がああるとされる。カリンエキスには、サポニン、タンニン、リンゴ酸、クエン酸などの有機酸を含み、収斂効果がある。
また、糖類を含むので、これが高い保湿効果をあらわし、肌になめらかさと充実したしっとり感を与える。キメを整え肌荒れを防止する。冬の乾燥時に、のどの粘膜を保護し、咳止めの民間薬としても古くから利用されており、カリンのはちみつ漬けは有名である。
ハーブと組み合わせて、のどあめも出回っている。カリンが出回る10~11月にまとめてはちみつ漬けにしておくと、保存がきくのでよい。保湿という点では、エキスは入浴剤にもいれられている。
ケラチンとは、毛髪や爪、皮膚の角質層を形成するための硫黄を含むたんぱく質の総称である。水分をよく含む繊維状の細長いたんぱく質であり、弾力性に富む。羊毛や羽毛、角、うろこなどもケラチンである。
毛髪や爪は硬ケラチン、皮膚角質層は軟ケラチンという。ケラチンは、紫外線や衝撃など外部刺激から体を守るクッション効果やバリア効果がある。髪のケラチンには、S-S結合という部分があり、パーマネントをかけるときは、S-S結合を薬剤で切断し、ねじれた位置で固定・再結合させる。
ケラチンの主成分となるアミノ酸は、L-システインである。育毛にはこのアミノ酸を含む食品をとることも大事。アミノ酸シャンプーとは、ケラチンを強化するアミノ酸成分を配合したものである。
コラーゲンとは、体や臓器の形を支える構造材として働いている物質で、細胞同士をくっつける接着剤の役割も果たしている。コラーゲンは、常に体内で分解と合成が繰り返されているが、年をとると、このバランスがくずれ、分解の方が多くなる。このため、しみやしわ、関節や骨が痛む原因になる。
最近では、細胞の増殖や器官の形成、傷口の治癒促進などの生体活動にもコラーゲンが大きな影響を与えていることがわかってきた。食物でコラーゲンが多く含まれているものは、肉、魚類などの骨や軟骨、腱、皮、内臓など。
プルプルしているところが特に豊富。美容にも効果があり、適度にサプリメントで補給するのが好ましい。
黒ニキビとは、毛穴が角質層のアカなどで詰まってしまったあと、皮脂が毛穴にたまり、この皮脂に汚れなどがたまって、黒ずみ、ちょうど毛穴が開いたところに見える状態をいう。開放面皰ともいう。黒ニキビは、油性肌で新陳代謝もわりと活発な人にできやすい。
黒ニキビは、ニキビの初期段階なので、洗顔や毛穴ケアで跡を残さず直すことができる。開いた毛穴から、まずは脂肪と汚れの塊になった栓をとりのぞいてやることが肝心である。よく、毛穴パックで角栓(毛穴につまっている皮脂の塊)をとるというCMをやっているが、黒ニキビの角栓には通用しない。
正しい洗顔をし、角質をふやかし、皮膚再生に従って根気よく正常な代謝に戻す必要がある。
紅斑とは、皮膚に近い部分の血管が、細菌や外的要因によって拡張し、皮膚が赤くなった状態をいう。紅斑は、皮膚が細菌の感染や炎症によって血管が拡張し、赤くなった状態を指す。
皮膚内部で出血していなければ、指などで圧迫すると一時的に赤みは消える。症状の重さも様々だが、メイクや薬品、衣類などが体質に合っていないことが原因である場合もあり、そのような時はすぐにその製品の使用を中止するべきである。
女性の場合は、春から初夏にかけて一時的に紅斑が起こることがあり、その場合は夏ごろ改善しほとんどの場合、跡も残らない。細菌によって起こる紅斑で有名なものは、リンゴ病などがある。紅斑は体が異常を発しているシグナルであるので、もし、これはおかしいと感じたら専門医に相談するべきである。
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