タルクとは、自然の粘土鉱物を粉砕して得られる白色~灰色の顔料(体質顔料)である。ファンデーションやパックのベースに使われる。タルクは、滑石という鉱石を微粉砕した無機粉末であり、滑らかでしかも脂肪感に富んだ材質である。古くから、蝋石といわれる柔らかい鉱物である。
加工性に富むうえ、耐熱性などの特性にもすぐれ、医薬品・化粧品以外に電気製品の絶縁や陶器の釉薬など広く使われる。具体的には、錠剤の賦形剤、パンケーキ(ファンデーション)・ボディパウダー・アイシャドウ・口紅など。
アロマテラピーでは、オイルとのなじみもよいので、パックのベースにする。主成分にマグネシウムを含むため、保水性もよく、肌に潤いを与える。
杜仲茶とは、様々な薬効成分を含む杜仲の葉を飲みやすいように、お茶にしたものである。杜仲は、杜仲科トチュウ属トチュウという一科一属一種の大変珍しい樹木で、その葉をお茶にしたものが杜仲茶である。
杜仲に人参、鹿茸(鹿類の幼角)、冬虫夏草、芍薬を加えたものを五大漢方薬といい、大変古くからその薬効効果が知られてきた。杜仲は高血圧に効果があり、利尿作用が認められているほか、鎮痛剤としての効果もあるといわれている。
その他、新陳代謝を活発にし、肌をきれいにする、風邪などにかかりにくくなる、二日酔いになりにくくなるなどとその効果は幅広いといわれていて、気がついたときに飲むようにすれば、少々のことでは体調が崩れない。
田七人参とは、有効成分としてサポニンを多く含む、ウコギ科の人参属の多年草で人参の一種である。人参属植物のなかでは、最も原始的なものであり、生命力が強い。
田七人参が採れるのは、世界中でも中国の雲南省のごく限られた地域であり、栽培には3-7年とかかるため貴重な生薬として、長く門外不出であった。田七人参のサポニンには体力を増強し、心筋の酸素代謝を改善する効果がある。
また、大脳を鎮静させる効果もあり、自律神経を整え精神的・肉体的な疲労を回復させ、万病の原因といわれる活性酸素を除去し、血液浄化を促進させる作用が期待できる。田七人参のフラボノイド化合物は、冠状動脈を拡げ、心筋の供血や血管の弾力性を高めることが確認されている。エキスの配合された化粧品もある。
トレオニンは、食品から摂取する必要がある必須アミノ酸の一つで、必須アミノ酸の中では最後に発見された成分である。卵・スキムミルク・ゼラチンなどの動物タンパクに多く含まれ、スレオニンとも呼ばれる。トレオニンは、コラーゲンの材料になり、肝臓への脂肪の蓄積を予防し脂肪肝になるのを防ぐ働きがある。
小腸の働きを高めて消化吸収を良くし、新陳代謝を促進させる。そのため、トレオニンが体内で不足すると、貧血や成長阻害がおきる。イオン導入のジェルの中にトレオニンを配合し、コラーゲン生成を促進させる方法もある。
サプリメントとしては、他成分と競合することはなく、各種アミノ酸やビタミンなどとブレンドされ、主にタブレット(錠剤)、粉末で流通している。
豆腐石けんとは、天然の大豆油(美肌成分)とニガリ(保湿成分)を配合し、熟成させた石けんである。豆腐石けんと同類のものに、豆乳石けんがある。大豆から抽出した大豆イソフラボンをいれていることでは、豆腐石けんとほぼ同じ効果が期待できる。
有効成分は、ニガリ・大豆エキス・大豆イソフラボンである。ニガリは海水由来の成分で、塩化マグネシウムのほか多くのミネラルが皮膚細胞を活性化させ、皮膚の保湿成分であるセラミドの合成を促す。肌荒れ・ニキビ・シワ・シミなどの予防改善によいといわれている。
大豆エキスは、皮脂分泌をコントロールし、脂性肌を抑制。また、メラニン生成を抑制し、美白によいとされる。大豆イソフラボンは、ムダ毛を防止し、色白にするとされる。
月見草油とは、ツキミソウまたはその同属植物の種子から得られる液状の油で、多価不飽和脂肪酸(リノール酸、rリノレン酸,αリノレン酸)を豊富に含む。別名:イブニングプリムローズ。
月見草そのものは、古くから有用植物として知られており、月見草油は、医薬用・化粧品原料、食用など幅広く使われてきた。医薬品として治療に服用する症状は、心筋梗塞・リウマチ・アトピー性皮膚炎、脳管、心臓血管の疾患などである。
化粧品では、炎症を抑制しかゆみを鎮めるため、皮膚保護・にきびの予防や保湿・しわ防止など目的で使われる。体内の脂肪の代謝を促すので、シェイプアップのためのマッサージオイルとして、他のオイルに10~20%ほどブレンドして使われる。
腸内洗浄とは、肛門部より直接、専門器具を使って薬品などを入れ、腸内のたまった便を除去することである。腸内洗浄は、5時間便が腸内に留まることにより発生する毒素を取り除くことが目的である。長時間にわたって腸内に便が存在することで、肌のつやが悪くなったり、荒れたりする。
大腸がんは、直腸と左脇腹にある下行結腸が原因になることが多く、直腸洗浄は大腸がんの予防にもなる。また、腸内洗浄によってアレルギー皮膚炎などの症状が改善されたケースも報告されている。
消化されなかった食べ物、腸内細菌の死骸、毒素などが含まれている便は、出来るだけ 速やかに排泄して腸内を綺麗に保つことが大切である。
茶カテキンとは、緑茶などに含まれるポリフェノールであり、その抗酸化作用が注目されている。
茶カテキンは、緑茶の中に最も多く含まれている成分で、抗酸化作用を有するポリフェノールの一種である。茶カテキンにより、身体の酸化を防いだり、血圧を下げたりする効果があることが知られていたが、近年になって体脂肪を減少させる効果もあることがわかってきた。
他にも抗ガン作用やその他、さまざまな病気を予防、回復させる力があるといわれており、緑茶そのものに含まれるビタミンCやカロチンとの相乗効果もあって、健康維持に葉欠かせない。最近では、茶カテキンを摂取するためのサプリメントなども販売されている。
タナクラクレイとは、福島県棚倉町で採取される海泥(クレイ)で、数千年前の海のミネラル成分が濃縮している天然鉱物である。タナクラクレイの海泥は、太平洋の地殻変動による集約的な圧力と断層の結果、時間をかけて地表に露出してきたため、粒子のサイズが20~30ミクロン(1ミクロンは千分の1ミリ)と微細で、その微粒子の表面には、ナノメーターサイズ(1千万分の1ミリ)の孔が沢山開いている多孔質である。
そのため、エステのクレイパックとして利用すると、老廃物や油などの吸収力が非常に高いとされる。ミネラルの含量は、ヨーロッパ産の泥に比べ種類も量も多いというデータも得られている。
ホホバオイルなどエモリエント成分とあわせて、スキンケアに最適である。
トリオクタノインとは、グリセリンと2-エチルヘキサン酸より化学合成した液状エステルであり、化粧品の油性成分である。トリオクタノインは、皮膚をしっとりしなやかにし、柔軟性のある皮膚を保つために用いる。また、皮膚表面にさっぱりとした感触の保護膜を作る。
製品の品質を安定させる、酸化しにくい油脂であり、表示指定成分ではない。乳化しやすくさらりとしたのびの良い油脂で、メイクのクレンジング、口紅、ファンデーション、ボディーローション、美容液など幅広く配合される。
トリオクタノインを用いたクレンジングオイルでは、毛穴の中の皮脂やとれにくいマスカラなどもこすらずに浮き上がらせて落とす働きがある。
テトラヘキシルデカン酸アスコルビルとは、一般に水溶性であるビタミンCを油溶性のビタミンC誘導体にして、皮膚吸収を向上させたもの。略称:VCIP。ビタミンC誘導体は美白効果のある原料として古くから使用されていたが、ビタミンC誘導体には水溶性と脂溶性とがあり、水溶性のほうは皮膚への吸収が少ない。
コラーゲン分解酵素を抑制する効果に優れており、持続性がある。油溶性の甘草エキスに多くふくまれ、美白成分としてメラニンの産生を抑制し、抗酸化性を発揮する。皮膚の角質層への吸収がよく、水溶性ビタミンC誘導体とあわせて使うと、奥のほうまで作用が届いて相乗効果が得られるという。保湿成分としてリップケア製品などにも入れられる。
トルマリンとは、マイナスイオンを発生するとして、近年注目を集めている鉱石である。トルマリンは、鉱山から採掘される鉱石で、電気石(でんきせき)とも呼ばれる。
トルマリンが注目されているのは、圧力を加えたり、熱を与えたりするとマイナスイオンを発生するという特徴があるからである。トルマリンの人体に与える好影響の科学的な根拠は未だ解明されてない。トルマリンは10月の誕生石としてさまざまなカラーバリエーションがある宝石で、最近になり、その電気的特性や含有元素の性質が、健康や環境に大変有意義であることが分かってきた。
実際にそのような健康のために使われるのは宝石としての価値のない黒い部分である。トルマリン入りスキンケア製品やイオン吸着する石鹸の成分として含まれる。
腸内細菌は人間の腸管に存在する細菌のことであり、人間が生きていくうえで欠かせない働きをしている。腸内では体に良い働きをする細菌と、悪い影響を及ぼす細菌がバランスをとって存在しており、これらは腸内細菌と呼ばれる。
体にとって良い細菌(善玉菌)の代表的な例としては、乳酸菌、 ビフィズス菌などがあり、これらは食べ物の消化を助けたり、食べ物からビタミンなどの必要な栄養素を作り出したりする働きがある。体に悪影響を及ぼす悪玉菌の例としては、病原性大腸菌やシュードモナス菌が上げられるが、これらは大腸ガンの原因となるニトロソアミンを合成する酵素を作り出してしまう。
胃から大腸までの腸管全体の腸内細菌は、およそ、300種類、100兆個、重さにして約1kg存在するといわれており、これらのバランスをうまく保つことが健康の秘訣となる。
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